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| ■ 「ショッピングが出来た!」 |
| 利用者: | 女性 43歳 |
| 疾患名: | 筋萎縮性側索硬化症 |
| 障害を受けた時期: | 34歳 |
| 障害の概要: | 全身筋力低下により、運動機能が障害され常時臥床状態で人工呼吸器を装着しています。僅かに動く首の動きで、右頬近くに設置したタッチスイッチを操作して室内ブザーを鳴らし、介助の呼びかけやYes/Noの意思表示に利用しています。 |
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| 利用者のニーズと支援に用いた用具 |
ニーズ | | 用具 |
友人と電子メールを交換したい
ホームページの閲覧やネットショッピングがしたい |
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| 作業療法士による対応 |
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| 意思伝達装置「伝の心」は、インターネット接続機能を持たないバージョンの時期から利用していました。「伝の心」がバージョンアップされて、インターネットへの接続が可能となったことで、友人との電子メールの交換を希望され最新の「伝の心」の導入をはかりました。 |
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インターネットの利用経験は介助者(主に夫)にもなかったことで、最新の「伝の心」の導入後もインターネット利用に関連した質問など、訪問時だけでなく電話でもこまめにサポートしました。
ショッピングサイトを閲覧するうちに、ネットショッピングに強く興味を示すようになり、その仕組みや購入方法などネットオークションも含めて、本人と介助者にお話ししました。 |
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ポイントタッチスイッチは、旧「伝の心」でも利用していたものであり、その設置方法も介助者が手慣れていたため、今まで通りオーバーテーブルに固定する方法にしました。 |
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| オーバーテーブル上に置いた「伝の心」の画面を見やすくするために、アクリルボードで作られたパソコン台を利用して、「伝の心」本体をやや斜めに傾斜させた状態で設置しました(図1,2)。 |

図1 パソコン台 | |

図2 「伝の心」でショッピングサイトを閲覧している場面 |
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| 機器や用具を導入した効果 |
■ E-mailで友人との交流が再び可能になり、ベッド上の限られた空間から外部へと生活空間が広がりました。
■ 趣味のアンティーク用品収集がネットオークションで可能になったことや、ネットショッピングが行えるようになったことなどが生きる活力源になりました。
■ 朝10時から夕方6時頃まで、「伝の心」をインターネットに接続して自ら楽しめる時間がもてたことで、介助者の精神的な負担も軽減されました。 |
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| ■ 「テレビやベッドの操作もできた!」 |
| 利用者: | 男性 46歳 |
| 疾患名: | 筋萎縮性側索硬化症 |
| 障害を受けた時期: | 42〜46歳 |
| 障害の概要: | 手足や呼吸、声帯の筋肉が徐々に衰えていき、パソコンや日常利用する電化製品などの操作、話すことが困難になります。 |
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| 利用者のニーズと支援に用いた用具 |
ニーズ | | 用具 |
パソコン操作ができるようになりたい
メールやインターネットを利用したい
コミュニケーション(話す)したい |
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オペレートナビEX
オペレートナビ用スイッチコネクタ |
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| ベッドに寝たままでテレビやビデオ、ベッドなどのリモコンを操作したい |
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ジェリービーンスイッチ
ビッグスイッチ
ポイントタッチスイッチ |
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フレキシブルアーム
ノートパソコンスタンド
パソッテル(原案) |
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| 作業療法士による対応 |
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| 色々なアプリケーション操作やメール、インターネットをしたいという希望があったので、一つのスイッチでマウスや文字操作が可能なWindows操作支援ソフトウェアであるオペレートナビEXを紹介しました。ビデオやテレビ、ベッド、ナースコールなどを一つのスイッチで操作するために、16(接点出力4,赤外線学習リモコン12)チャンネルの制御ができる環境制御装置E-125s1を紹介しました。 |
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オーバーテーブルにテレビとビデオを設置し、ノートパソコンと環境制御装置E-125s1はベッド柵にアームを取り付け設置しました(図1)。
ノートパソコンスタンド(図2)を特別に地元の鉄工所に依頼し作製してもらい、寝たままでもパソコンの画面が見やすいように画面の高さや角度を調整できるようにしました。
用具の微妙な位置の調整やスイッチを固定するための用具を作製しました。 |

図1 | |

図2 |
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図3 | |

図4 |
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スイッチや機器は介護の邪魔にならない配置となるよう工夫しました。体位交換の度に介護者が簡単にスイッチを設置できるようにフレキシブルアームを採用しました。
日常頻繁に伝えたい語句(表1)をあらかじめ登録し、自動走査法により意志が即座に伝達できるよう設定しました。 |
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体位を
右に |
家族に
連絡して | 食べたい | はい |
体調が
悪い |
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体位を
左に | かゆい | テレビ | いいえ |
呼吸が
しにくい |
痰(鼻水) | いたい | トイレ |
ありが
とう |
ナース
コール |
枕の位置 |
のどが
かわいた |
カーテン
を閉めて |
さよう
らな |
選択画面
へ |
表1 オペナビで登録した日常頻繁に伝えたい語句の例 |
| 機器や用具を導入した効果 |
■ ご家族やスタッフへの要望、病状の進行に対する不安などを確実に伝達する手段が確保され、ご本人のストレスの軽減とQOLの向上につながりました。
■ 治療方針などにご本人の意思をより確実に反映することが可能になりました。
■ 呼び出し装置は、生命維持に対する不安を和らげ、ご本人のみでなく介助者の介護負担の軽減にもつながりました。
■ 環境制御装置により、テレビやビデオ、ベッド操作が自立し、介護負担が軽減しました。 |
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| ■ 「また、思いを伝えることができた!」 |
| 利用者: | 女性 18歳 |
| 疾患名: | 脳性麻痺アテトーゼタイプ |
| 障害を受けた時期: | 0歳 |
| 障害の概要: | 生まれながらの障害で、手足に必要以上の力が入り無意識に動くために、キーボードやマウスの操作が困難になる場合があります。発声器官にも影響を及ぼし、声自体を出すことやはっきりした声が出せないなどコミュニケーションに大きな障害が生じます。そのため、残存する動きを利用して機器を操作しなければなりません。 |
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| 利用者のニーズと支援に用いた用具 |
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| 作業療法士による対応 |
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| ハートアシストは専用クレードルで固定しました(図1)。反り返りやすい姿勢に対して安定した座位が取れるように、やや前傾位で乗れる座位保持機能のある車椅子(図2)を作成しました。日常の姿勢管理としてライダーチェアを用意しました(図3)。 |
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ビッグスイッチをテーブル上に耐震マットで固定し手で操作するようにしました(図4)。 |

図4 |
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■ ハートアシストには日常頻繁に伝えたい語句や文章をあらかじめ登録し、自動走査法により意志を伝達するようにしました。
■ スイッチ操作など努力しすぎることで体が硬くなりやすく、さらに反り返りを繰り返すことで摂食機能にも悪影響を及ぼすため、加齢に伴う身体の状況にあわせた姿勢保持具の工夫と日常の姿勢管理を継続的に行いました。 |
| 機器や用具を導入した効果 |
■ 本人の思いを家族や介護者などに確実に伝えることができるようになり、本人のストレスが軽減しました。
■ 排泄を事前に訴えることが可能になり、介護負担が軽減しました。
■ インターネットやメールを自由に使えるようになり生活の質が向上しましました。
■ ハートアシストはコンパクトなため、持ち運びやすく設置が簡単なので介護者の負担を最小限にすることができました。 |
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| ■ 「お母さんとメールができて安心!」 |
| 利用者: | 女性 24歳 |
| 疾患名: | 先天性ミオパチー |
| 障害を受けた時期: | 生後まもなく |
| 障害の概要: | 筋力低下による手足や体幹機能、発語機能、食べ物をかみ砕く機能が障害されました。眼球や口唇の動き(口を鳴らす)を利用して、問いかけへの返事をしています。僅かですが両母指を動かすことができます。呼吸機能の低下により人工呼吸器を装着しています。 |
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| 利用者のニーズと支援に用いた用具 |
ニーズ | | 用具 |
| インターネットで多くの人と交流したい。お母さんともメールで会話したい。 |
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オペレートナビEX
オペレートナビ用スイッチコネクタ |
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| 手指の動きに合わせた操作スイッチを適合して欲しい。 |
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| 作業療法士による対応 |
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| 入院中の小学生の頃、数や言葉を覚えさせるためにパソコンを利用した取り組みを行いました。限られた動きで利用できるように1個のスイッチで制御するプログラムを作り、操作スイッチもマイクロスイッチで作製しました。訪問学級の先生も言葉を覚えさせるために、この操作スイッチを利用してオートスキャンタイプのトーキングエイドを使った授業を行いました。その後、在宅訪問時にマッキントッシュのパソコンとキネックスを利用したパソコン操作を指導しました。この度、本人とご家族の要望でパソコンをWindowsパソコンに切り替えることになり、パソコン入力支援ソフトもオペレートナビEXにすることにしました。 |
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| パソコン画面を見やすくするために、椅子を置き箱で高さを調節してノートパソコンを設置しました。 |
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筋力低下と可動範囲がある左母指を利用できるように、市販のマイクロスイッチを利用して操作スイッチを作りました。また、このスイッチを操作し易くするために固定する台を作りました。 |
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| 機器活用に関して、作業療法専攻の学生ボランティアや作業療法研修生などの協力を得て、サポート体制を強化しました。 |
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図1 人工呼吸器を付けベッド上臥位でパソコンを操作する場面 | 図2 左母指でスイッチを操作している場面 |
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| 機器や用具を導入した効果 |
■ 多くの人たちとメールを交換することができて、人間関係がぐっと広がり、言葉数が増え、会話の楽しさを満喫できるようになりました。
■ 家族との会話も文字盤だけでなく、パソコンや携帯メールですることも多くなり、外出も双方が安心してできるようになりました。
■ 出かけられないときも、ネットショッピングやネットバンキングができて、大変便利になりました。
■ ブログ*で情報発信できて、より充実した生活を送れるようになりました。 |
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| ■ 「仕事が続けられた」 |
| 利用者: | 男性 36歳 |
| 疾患名: | 筋萎縮性側索硬化症 |
| 障害を受けた時期: | 33歳 |
| 障害の概要: | 全身の筋力低下によるADL障害、移動能力障害、コミュニケーション障害です。球麻痺症状も進行し飲み込みも困難になりつつあります。車いすで座位を保持できますが、頸部の筋力が低下してきており頭を正中位に保つことが困難です。また、上肢の筋力が低下し重力に抗して腕を持ち上げることができなくなりました。 |
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| 利用者のニーズと支援に用いた用具 |
ニーズ | | 用具 |
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オペレートナビEX
オペレートナビ用スイッチコネクタ |
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| 車椅子に座った姿勢で左足を使ってパソコンを操作したい |
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| パソコンを利用しているときにも介助者を呼ぶコールを利用できるようにしてほしい |
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| 作業療法士による対応 |
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仕事が在宅勤務の物品管理であり、常時パソコンを使用していたのでパソコン操作は手慣れていました。ALSの進行による両上肢筋力低下の増大で、手でキーボードを操作することが困難になり、その改善策としてオンスクリーンキーボードとポインティングディバイスによる入力手段を提案しました。
オンスクリーンキーボードは病状が進行して1スイッチでも制御できるオペレートナビEXを導入し、ポインティングディバイスは左足母指で操作しやすいように、本体が大きめのもので操作ボタンが突き出ているらくらくマウスUを導入しました。 |
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| 本人所有のノートパソコンにオペレートナビEXをインストールして、そのノートパソコンをテーブルの上に置き車椅子座位で見やすいように設置しました(図1)。オペレートナビはマウス操作モードにして、マウスの代替用具としてらくらくマウスUを取り付けました。 |
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らくらくマウスUは、左足の母指でポインターをうまく操作できるように木製の台を置き、高さの調節を図りました。
この台の上にらくらくマウスUは、ワイヤレスコールのスイッチと並べて設置しました(図2)。 |
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| 用具入手の経済的負担を軽減するために、情報バリアフリー化支援事業制度(本制度は2007年現在終了)を利用しました。 |
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図1 車いす座位でパソコン画面をながめている場面 | 図2 らくらくマウスUを左足で操作している場面 |
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| 機器や用具を導入した効果 |
■ インターネットを介して送られてくる情報をチェックして、必要な物品の発注する業務を継続することができました。
■ 病状が進行していくにもかかわらず、仕事を継続できることでQOLが維持されていると感じられていました。
■ 介助者を呼ぶコールスイッチが足下にあることで、安心して仕事に打ち込むことができました。 |
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| ■ 「パソコンの入力が出来るようになった!」 |
| 利用者: | 男性 62歳 |
| 疾患名: | 多系統萎縮症 |
| 障害を受けた時期: | 52歳 |
| 障害の概要: | 声帯の麻痺や嚥下障害がありました。また、筋肉のこわばりと運動失調による震えなどにより意思の伝達が困難になりました。コミュニケーション手段として利用していたパソコンが使えなくなり、訪問リハビリが必要になりました。 |
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| 利用者のニーズと支援に用いた用具 |
ニーズ | | 用具 |
| 以前使えていたパソコンが使えなくなってしまったので、また使えるようにして欲しい。 |
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| 作業療法士による対応 |
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| 週1回の訪問リハビリで対応しました。身体の状況を把握することから始め、実際にスイッチが使えるようになるまでは時間がかかりました。適応に際しては、神経難病の拠点病院の作業療法士と協力して行いました。 |
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| 疲労は少ないが不随意運動により誤入力が多く非実用的 |
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カセットスイッチを作成 |
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| オーバーテーブルにノートパソコンスタンドを置き、寝たままの姿勢でもパソコン画面が見えるように設置しました(図1)。 |

図1 ノートパソコンスタンド |
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不随意運動が強く、市販品のスイッチでは誤入力が多く使用困難でした。そこで、カセットスイッチを作製しました。スイッチ部分には、不随意運動による誤入力を防ぐために抵抗を付けました。(図2)
抵抗にはスポンジを用い、30mmHg以上の力で作動するように調整しました。 |

図2 カセットスイッチ |
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| スイッチ用の固定具を作製し、足の力がスイッチに確実に伝わるよう設定しました。(図3) |

図3 スイッチ用固定具 |
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| 機器や用具を導入した効果 |
| ■ パソコンの入力を通して、妻と娘、孫とのコミュニケーションが増え、妻の介護の中の笑顔が増えました。 |
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| ■ 「手を使ってキーボードが押せた」 |
| 利用者: | 女性 55歳 |
| 疾患名: | アテトーゼタイプ脳性麻痺 |
| 障害を受けた時期: | 0歳 |
| 障害の概要: | 介助があれば歩行ができます。明瞭ではありませんが言葉で意思の疎通が可能です。ADLにはほとんど介助が必要です。外出は左足でコントローラーを操作する電動車いすを利用しています。常時ヘルパーを利用しています。 |
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| 利用者のニーズと支援に用いた用具 |
ニーズ | | 用具 |
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| Windowsユーザー補助機能の固定キーとフィルタキーを設定したWindowsパソコン |
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| 作業療法士による対応 |
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| ボツリヌス療法、3〜5番頸椎の頚部脊柱管後方拡大および第2、第6頸椎の部分椎弓切除手術、術後のリハビリ(理学・作業療法)などにより左手指の動きが改善したのでキーボード操作が可能と判断して、一般のWindowsパソコンを導入しました。 |
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■ 二次障害による頸椎症の進行で口に絵筆をくわえて描くことや、顎の動きで電動車いすのコントローラーを操作することが困難になったため、足で描くための用具や足で操作する電動車いす用コントローラーを工夫して作製し導入しました。このような対応により信頼関係を構築し、頸椎手術を受ける際には、手術に対する不安や悩みの相談に乗り安心感を与え不安解消に努めました。
■ ボツリヌス療法後、左上肢の運動機能改善が見られるようになり、左示指に取り付ける食事用のスプーンや食器を置く台などを作製して自力で食事を摂取できるようにしたり、頸椎手術後はトイレに手すりを設置してそこにつかまることでトイレ動作の介助を受け易くするなどしたりして、手を使う環境を整備していきました。
■ パソコン操作に関しては、左片手で利用できるようにWindowsユーザー補助の固定キーを設定し、また、不随意運動(アテトーゼ)によるキーの誤操作(誤って触れたりキーを押し続けてしまう)を防止するためにフィルタキーの設定を行いました。 |
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特になし |
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| 入院期間中に作業療法専攻の学生ボランティアの協力を得て、パソコンによるワープロ操作練習を集中して行いました。 |
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図1 右足の装具に絵筆を取り付けて絵を描く場面 | 図2 右足母指で電動車いすのコントローラを操作する場面 |
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図3 左手示指・中指に固定したスプーンで食事する場面 | 図4 左手薬指でパソコンを操作している場面 |
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| 機器や用具を導入した効果 |
■ 口実筆記のようにして介助者にワープロを操作してもらっていましたが、自らの手でキーボードが押せるようになったので、気兼ねすることなく自由に作文ができるようになりました。
■ 主治医やリハビリスタッフへの病状説明や連絡が簡単に行えるようになり、便利になりました。
■ ブログでボランティアの募集など情報発信ができるようになりました。
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